先ずはNACANO!!
9月3日/4日と行われた"NACANO presents FRANKIEEE!! with THE PASSIONS"の東阪に合わせて作ったSPLIT SINGLE『NACANO x THE PASSIONS』
NACANOとTHE PASSIONSの各3曲の計6曲。
↓の各マイスペースで聴けます。
《NACANO MySpace》
http://www.myspace.com/nacano
《THE PASSIONS》
http://www.myspace.com/thepassionsjapan
エレポップもニューウェーブもダンスロックもハウスミュージックもディスコパンクも全て丸飲みして、漸く独特のグルーヴとカラフルな世界観を自然に放出できるに至った感が強いNACANOも、イベントの盛り上がりも好調でフロアとの呼吸が一層キラキラと輝いてきた。
THE PASSIONSとの出会いや絡み合いもより深まって、沢山のオーディエンスとの信頼関係も確かなものにできた貴重なイベントだった。
因みに「DANCE IS LOVE」は、ボクがデモでオケを作ってハヤシくんにメロと詞を付けてもらった曲。これからも閃いたら曲を提供していきたいなと思ってます。
そしてAKUH-鴉空!!
9月22日に行ったワンマン"Red Counte"に合わせて作った3曲入りシングル『Red Counter』
↓のマイスペースとオフィシャルサイトで聴けます。
《AKUH-鴉空 MySpace》
http://www.myspace.com/futoshitakagi
《AKUH-鴉空 OfficialSite》
http://akuh.seesaa.net/
フトシくんもボクも、それぞれタイトな活動をしている中での久々の融合だったけど、合わせたらパワーアップしていた(笑)。そして偶発的か意識的かは定かじゃないけど、更なる脱皮を始めた感が強くなるCDであり、ワンマンのステージでもあった。
歪んだアコギでの弾き語りとブラシでのドラムというスタイルは5年目に突入しているわけだけど、フトシくんの乗り越えたい表現が見えてきたのは、次章へ結ばれ鮮やかに進化してゆく予兆でもある。
そんな二人が必死に立ち向かってゆくステージは、まさにファイト一発のCMさながらのライブだったのだろうか(笑)
会場に来てライブを盛り上げてくれた皆さん、そしてCDを購入してしてくれた皆さん。心から感謝です!
NACANO、AKUH-鴉空それぞれのライブは、個人的にはどちらも何振り構わず自分に堂々とプレイする。ということに徹底してみました。
今まで、ドラム始めて「俺どうよ↑」から始まり、「俺はまだまだ↓」という流れで今に至ってるわけだけど、なかなか自分にスタンディングオベーションできるステージをすることは皆無とは言わないが、非常に稀であり殆ど味わえない。
しかし考え方一つだし、捉え方や見つめ方次第で自分に賛辞を送れることも可能だ。
他人を否定したり批判したり批評することは容易だし、それが自分を向上させ肥やしになりモチベーションが上がるかというと、なんの良い影響にもならないし腕が上達するわけでもない。
そして、自分自身にダメ出ししたり、納得いかずに落ち込んだり、外したことを責めてディスったりするのも、ステージ上では絶対出しちゃいけないと思ったし、そんな残念なシーンを見せても残念なだけだ。
エラーして悔し涙を流しながらプレイする高校球児の様に、ミスって涙しながら演奏するくらいなら感動を呼ぶかもしれないけど…。
そんなことを日々考えつつモードを切り替えていくっていうのは、色んなライブを観てきたり、色んなライブを経験してきての結果というか、今のところ行き着いたベストの表現かなと。
「人に対しではなく、自分に対して堂々と」
というとアマチュアリズム的な感覚として捉えられるかもしれないけど、あの頃の無垢で自分に向き合った時とは違う目線で。
何かに強いられて表現するプレッシャーでの委縮した感覚は振り払って、ドラムを始めた頃のような自分を直向きに楽しむ感覚を、自己満や趣味的ではない形で披露していきたい。
たまたまだけど、先日に対バンしたオーストラリアのバンドは、モニター環境が良くなかったためか演奏が可なり酷かったんだけどノリノリで「かかってこい!」的な圧倒するパフォーマンスで会場を沸き立てていた。
更にボクの感覚とタイムリーにリンクして「これだ!」と感じた。
結局ステージとはそういうものだ。
言わずもがな、この様な感じを全うしているアーティストを沢山見てはきたけど、大事なのは自分がどうなのかである。
培ってきた様々な要素を合わせた上で、これを全うしたい。
もう十分に手探りはしたかな。
プレイがブレないようにね☆